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いのちをいただく

燕子花(かきつばた)のお稽古が終わり、生産者さんへお礼のメッセージを送りました。生徒さんからの感想もお伝えしたところ、
「燕子花のよさを理解されてお稽古なさっていますね。よいお弟子さんをお持ちなのですね。お役に立てていただき幸いです」
と、お返事いただきました。

大切に育てたものを大切にうけとって、
美しさを生かすことで いただいた最後のいのちを活かしきる
華道の真髄だなぁと思いました。

お花屋さんで買うお花も当然 生産者さんと繋がっているのですが、育てて収穫していただいた方のお顔がみえるとさらに、貴重なお花のいのちをいただいているんだなぁと実感します。

どんなお花もこんな気持ちで活けなくちゃと
あらためて気づかされました。

一昨日活けた燕子花。
一番目の花が終わり、花殻を摘むと、二番花の蕾に色がつき始めました。
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燕子花、花しょうぶ、アヤメ、いずれも2回花が咲きます。
お手にされたら萎んでも捨てないで、花殻摘んであげてください。もうひとつお花を楽しめます^^

いただいたいのち。
活けたお花も最後まで大切に味わっていきたいです。

いのちをいただく_e0414615_07570830.jpg
庭のアヤメも二番花の蕾が上がってきました^^

by shunsouan_g81 | 2021-05-08 08:00 | いけばな | Trackback | Comments(0)